自身の視点の偏りを組織知を結集させて補っていく【シナリオプランニング講座感想】

2021年10月 シナリオプランニング活用講座 基礎編+実践編オンライン受講感想

講座を受けようと思ったきっかけは、所属本部の方針/戦略(年計・中計)をバックキャストで策定するために、勉強したいと考えたためです。

講座を受講してみて、シナリオプランニングを使いこなすことの難しさを感じたが、スタックポイントや上位意思決定者を巻き込むべきポイントなどを気づくことができました。
また、自身の視座や視点の偏りがあること、それを組織知を結集させて補っていくことの重要性を実感しました。もちろん、自身の視座/視野を広げる努力も必要だと感じました。

今後シナリオプランニングを方針/戦略策定に使っていきたい。本部全体のものだけではなく、事業戦略にも
活用していきたいです。

未来の外部環境から考えることは間違いなく必要なことであり、アンテナを張ることも含めてクセづけたいと思います。

(R.H.様)

コラム執筆者:新井 宏征(あらい ひろゆき)

株式会社スタイリッシュ・アイデア 代表取締役

東京外国語大学大学院修後、SAPジャパン、情報通信総合研究所(NTTグループ)を経て、現在はシナリオプランニングやプロダクトマネジメントの考え方を応用し、事業と組織の両面からクライアントの変革を支援するコンサルティング活動に従事。

Saïd Business School Oxford Scenarios Programmeにおいて、世界におけるシナリオプランニング指導の第一人者であるRafael Ramirezや、Shell Internationalでシナリオプランニングを推進してきたKees van der HeijdenやCho-Oon Khongらにシナリオプランニングの指導を受ける。

その内容を理論的な基礎としながら、2013年の創業以来、日本の組織文化や慣習にあわせた実践的なシナリオプランニング活用支援を行っている。

資格として、PMP(Project Management Professional)、英検1級、TOEIC 990点、SAP関連資格などを保有している。

主な著書に『実践 シナリオ・プランニング』、訳書に『プロダクトマネジャーの教科書』、『成功するイノベーションは何が違うのか?』、『90日変革モデル』、『世界のエグゼクティブが学ぶ 誰もがリーダーになれる特別授業』(すべて翔泳社)などがある。