基礎編+実践編で理解が不十分だったことをカバーできた【シナリオプランニング講座応用編感想】
<2021年9月 シナリオプランニング活用講座 応用編オンライン受講感想>
講座を受けようと思ったきっかけは、春に基礎編+実践編を受講し、そこでの学びをより確実なものにしたいと思い受講しました。
講座を受講してみて、まず、基礎編+実践編を受講した際には理解が不十分だったことが多々あることに気付きました。今回の受講でそこがカバーできたことが一番良かったです。
また、アジェンダが全ての起点であり、立ち戻りどころであるということを実感しました。基礎編・実践編の時はプロセスを追うことに精一杯で、そのことが頭から抜けていたような気がします。今回は自分のシナリオではなく、クライアントのためのシナリオを作成するということから、尚更アジェンダをおさえることが重要だったと思います。
今後、シナリオプランニングを支援先の未来像を検討する際や自分自身の事業や働き方を考えるためのインプットとして使っていきたいです。
とても中身の濃い時間でした。楽しかったです。ありがとうございました。
(澤田 和美様)
コラム執筆者:新井 宏征(あらい ひろゆき)

株式会社スタイリッシュ・アイデア 代表取締役
東京外国語大学大学院修後、SAPジャパン、情報通信総合研究所(NTTグループ)を経て、現在はシナリオプランニングやプロダクトマネジメントの考え方を応用し、事業と組織の両面からクライアントの変革を支援するコンサルティング活動に従事。
Saïd Business School Oxford Scenarios Programmeにおいて、世界におけるシナリオプランニング指導の第一人者であるRafael Ramirezや、Shell Internationalでシナリオプランニングを推進してきたKees van der HeijdenやCho-Oon Khongらにシナリオプランニングの指導を受ける。
その内容を理論的な基礎としながら、2013年の創業以来、日本の組織文化や慣習にあわせた実践的なシナリオプランニング活用支援を行っている。
資格として、PMP(Project Management Professional)、英検1級、TOEIC 990点、SAP関連資格などを保有している。
主な著書に『実践 シナリオ・プランニング』、訳書に『プロダクトマネジャーの教科書』、『成功するイノベーションは何が違うのか?』、『90日変革モデル』、『世界のエグゼクティブが学ぶ 誰もがリーダーになれる特別授業』(すべて翔泳社)などがある。