シナリオプランニングの導入で解決する3つの課題

社会やビジネスの前提が大きく揺らぐ現在、企業を取り巻く環境はますます不確実性を増しています。こうした時代においては、事業を取り巻く不確実な可能性を悲観的にではなく楽観的にでもなく、客観的にとらえ、対応することが必要です。

スタイリッシュ・アイデアが提供する「シナリオプランニング」は、将来における不確実な可能性を複数検討し、その結果を踏まえた対応策を柔軟に考えるための手法です。この手法を活用する過程で不確実な未来の可能性を元に社内外の多様なメンバーとの対話を深めることで、企業はリスクへの備えを強化するだけでなく、社会の変化に対応した事業を検討し、次世代のリーダーを育成し、環境に柔軟に対応していく組織へと変革していくことができます。し、組織そのものの対話力と行動力を高めていくことができます。

シナリオプランニングは中期経営計画や戦略を策定するためだけに使われる手法ではなく、不確実な未来に柔軟に対応していく組織をつくるための土台となる手法です。企業ごとに異なる課題に対し、最適な実践方法をご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。

未来につなげる事業を創る

近年、企業を取り巻く経営環境は目まぐるしく変化しています。地政学情勢の不安定化、パンデミックなどの突発的な社会危機、生成AIをはじめとするデジタル化の加速、気候変動や物価高騰、人材不足などへの対応など、企業に影響を与える外部環境の変化は多岐にわたり、将来を見通すことがますます難しくなっています。

しかし、これらの変化は脅威であると同時に、新たな成長の「機会」でもあります。変化を機会としてとらえ、先見性を持ち、社会に対して持続的に価値を創出するための対応が今、求められています。

シナリオプランニングは、そのための有効な手段です。不確実な可能性を元にして戦略を見直し、新たな事業開発の検討を行うことで、単にリスクを回避するだけではなく、社会課題に応える事業を創出し、より良い未来を創るための新たな価値創造につなげることができます。

こんな方にオススメ

  • 社会課題解決につながる新規事業を検討したい
  • 持続的な成長につながる研究開発戦略や事業戦略を検討したい
  • 環境変化に柔軟に対応できる中長期計画を立案したい
  • 社会課題対応のための事業開発
  • 研究開発戦略や事業戦略の立案
  • 中期経営計画の策定
  • パーパスの明確化
  • ビジョンの再定義
  • デジタル活用による新規事業創出
  • ESG経営
  • サステナビリティ経営

次世代の
リーダーを育成する

いくら不確実な可能性を加味した戦略を立てたとしても、戦略を実行する社員、特に戦略実行を推進するリーダーが過去の成功体験にだけとらわれていたとしたら、せっかくの戦略や計画の効果が発揮されません。シナリオプランニングを活用した戦略や計画策定の効果を最大限に発揮するためには、高い視座と広い視野を持って会社全体とそれを取り巻く外部環境に目を向け、未来を見据えた思考と行動ができる次世代リーダーの存在が不可欠です。

シナリオプランニングや未来創造ダイアローグ®︎を活用したワークショップを通して、不確実性に耐え、変化に柔軟に対応しながら自ら判断・行動できる次世代リーダーを育成します。

こんな方にオススメ

  • 未来を創造するリーダーを育成したい
  • メンバーの視座を上げ、視野を広げたい
  • 進化型組織を牽引するリーダーを育成したい
  • 次世代リーダーの育成
  • ネガティブ・ケイパビリティ
  • 不確実下での意思決定
  • 越境学習
  • チームビルディング

組織力を向上させる

私たちは組織内における「対話」を大切にしています。多様なメンバーによる対話をくり返すことで、組織やチームのメンバーにとって当たり前だと考えられていた枠組みや認識に揺らぎが起こり、それを見直すことがイノベーションにつながると考えているからです。

シナリオプランニングで重要なのは複数シナリオなどの最終成果物だけではなく、それらを作成する過程での対話です。シナリオを作成する過程では、不確実な未来と自組織を取り巻く可能性について、メンバーの経験や役職にかかわらずフラットな対話を実施します。この過程で、互いの思考や意見、価値観の違いを認識し、組織として多様な視点を受け容れることができるようになります。

またシナリオプランニングを元にした対話手法である未来創造ダイアローグ®︎を活用することで、シナリオプランニングよりも短時間で、かつ低い負荷で、未来における不確実な可能性についての対話を行えるようになります。

これらの手法を活用することで、公式な会議などの場以外で、自社のパーパスやビジョンの意味や位置づけ、既存事業の将来、人材育成のあり方など、組織の取り組みに関して意見や想いを交わす「戦略的対話」が生まれます。「What if(もし、〜したらどうなるだろう?)」という観点で自由な対話を進めることが、これまでにはなかったテーマでのコミュニケーションを活発にし、組織力を向上させます。

こんな方にオススメ

  • 対話を中心とした組織文化を醸成したい
  • パーパスやビジョンをつくり、浸透させたい
  • 進化型組織の考え方を取り入れたい
  • 対話型組織開発
  • 組織文化の変革ビジョン策定
  • ビジョン浸透
  • 進化型組織導入
  • ダイバーシティ&インクルージョン推進
  • 働き方改革

事例紹介

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【事例紹介 住友ゴム工業株式会社】シナリオプランニング導入がもたらした組織の変化と未来への手応えNew!!
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【事例紹介 株式会社リコー(前編)】デザイナーのスキル拡張、未来を見据えたアイデア実行のためにシナリオプランニングを導入

『実践 シナリオ・プランニング』

実践 シナリオ・プランニング
本書は、不確実性の高まる環境下で、組織や個人が未来を見据え、チャンスに変えていくための思考法である「シナリオ・プランニング」を実践するためのガイドブックです。シナリオ・プランニングを活用し、「健全な危機感」をもって未来に備えるプロセスを解説しています。