2023年元旦の新聞各紙(未来創造日誌 230101)
2023年になった。
2年ちょっと前に思いつきで始めたこの「未来創造日誌」は、日々のコンサルティングやリサーチからの気づきなどをメモするためにつくったものだったが、あっという間にサイトの奥深くに埋もれてしまった。
2023年の挨拶で「積極的な情報発信」と書いたので、この日誌も再開。あまり期待せず、お付き合いください。
新年早々、ネットでは新聞離れの記事が話題になっていたけれど、年始のこの時期の新聞各紙は、新しい年についてのいろんな見方を取り込むための参考になる。
どの新聞も「脱炭素」や「カーボンニュートラル」は必ず出てくるキーワード。この分野はどんな業界にも必ず影響してくるので、特に注力して定点観測をしている。そのために購読しているのが電気新聞。
2023年1月1日の紙面は、一面に電気事業連合会の池辺会長の言葉。2022年は「3つのE」のバランスが崩れ、エネルギー安定供給が毀損されていることを強く感じる年だったとある。
ちなみに、この「3つのE」とは、
- Energy security(安定供給)
- Economic efficiency(経済効率性)
- Environment(環境適合)
のこと。これに安全性のSafetyを加えて、「S+3E」のバランスが崩れていると感じているという指摘。
2面、3面は大手電力10社の「DXを支える人材」について。
面白かったのは6面、7面の「産業・テクノロジー 今年注目のキーワード」という特集。BaaS(バッテリー・アズ・ア・サービス)や自律化、海底直流送電線、次世代革新炉、水素・アンモニア発電などなどの技術が並ぶ。
読み切れていないところもあるので、明日も時間をつくって読む。