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顧客の声を聞けばいいのか【Stylish Ideaメールマガジン vol.081】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

顧客の声を聞けばいいのか

前回のメールマガジンでは、

・Technology
・Business
・Design

の頭文字を取ったTBDという考え方を紹介。その中でもDesign、つまり顧客のニーズをとらえることの重要性を改めて強調しました。

しかし、イノベーションを起こす組織に変えていくために聞かなければいけないのは顧客の声だけではありません。

では、誰の声を聞けば良いのか?

それは「社内にある声」です。

先日、クライアントの打合せに参加した際、話題は現在のチームをもっと良くしなければ、という話しになりました。

「じゃあ、チームビルディング研修でもやろうか?」

という話しになり、実際にやってみたものの何も変わらないという過去を繰り返してきたという曰く付きのチームです。

そこで、あまり質問を絞らずに、それぞれが課題だと感じていることを自由に話してもらう時間を取りました。

話しの先が見えなくなってきた…と誰もが感じだしてきたそのタイミングでこんなセリフが出ました。

「うちの上司と私たちの関係なんて政治家と官僚みたいなものだから…」

そのたとえをネタにして、その他の参加者に自分が考える「上司と自分の関係」をたとえてもらうと、いろいろな表現が飛び出しました。

そこから話しはどんどん展開し、最終的には「チーム」という言葉の定義や、負っている役割に関するイメージや参加者間でバラバラだということがわかったのです。

そういう前提を共有していないまま、「チームは一致団結して目標に向かわなくては」という誰も否定できないようなお題目だけに引っぱられて議論していることに気づいたのです。

同じメンバーで仕事をしていると、そこで使われる言葉も、定義などを確認しないまま、議論していることが少なくありません。

その裏に隠れているのは「自分と同じ意味やイメージを全員が共有できている」という思い込みです。

もちろん、社内で起きている声を、毎回、定義などを確認しながら聞くことは無理があるかもしれません。

そこまでしなくても、「なんか、うまくいってないな…」と感じるとき、本当に同じことを考えているか、それぞれの声を聞いてみると良いでしょう。

◆参考セミナー◆
⇒ 自分たちを取り巻く環境を同じように見ているか、確認できます。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「自動運転」

今回もまた読み始めたばかりですが、なにかと話題になっている自動運転について。

・『自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション』

1年以上前と少し古い本ですし、Amazonの評判もマチマチですが、まずは知識の整理に読み進めてみたいと思います。

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