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人格をつくり出す習慣【Stylish Ideaメールマガジン vol.086】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

人格をつくり出す習慣

私が好きな本に『調理場という戦場』という本があります。

・『調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』

社会人になって、本当に何もできない自分にほとほと嫌気がさしていた頃に出会い、何度も読み返していたのがこの本です。

読み返さなくても、この中に出てくるセリフがふと浮かぶことがあります。

例えば、こんなセリフです。

毎日やっている習慣を、他人はその人の人格として認めてくれる

こういう調子で、彼の本には「名言」というよりも「箴言」という感じの言葉が並んでいます。

このセリフもドキッとしますよね。

毎日やっている習慣が良いことであれば、それがその人の人格になるわけです。

一方、それが悪いことであっても、それがその人の人格になるわけです。

「じゃあ、良いことを習慣にしよう」と思うわけですが、ここで注意が必要です。

良い習慣とは何ですか?
悪い習慣とは何でしょうか?

例えば、喫煙や夜更かしは悪い習慣だと思う人も多いかもしれませんが、それだって絶対ではありません。

ましてや良い習慣というのを、きちんと定めるのも簡単ではありません。

もしかしたら、世間的には良いとは言われているけど、自分にはそうではないかもしれない。

自分たちの親の世代には良かったけど、自分たちの世代では違うかもしれない。

今の時代には良いかもしれないけど、10年後にも良いとは限らない。

言い出せばキリがないと思うでしょう。なぜ、こんな面倒なことを言うのか。

なぜなら「習慣」という言葉自体に大きな罠があると思うからです。

習慣にするためには努力が必要です。

仮にそれが間違った努力だとしても、それが「努力」には変わりありません。

そのため実は悪い習慣であったとしても、それを日々続けていれば、自分の中に努力しているという満足感が生まれます。

その満足感がさらなる努力につながり、冒頭で紹介した言葉のように、結果としてそれが人格となってしまうわけです。

言い換えれば、悪い習慣であっても、習慣になっているという時点で、それはその人にとっての一定の「正しさ」があるのです。

しかし、それを周りの人はその人の人格だと見てしまうという悩ましさ。

では、どうやって、自分が習慣にすべき「良い」ものを決めれば良いのでしょうか。

そのために必要なのは、

・目的と目標をはき違えないこと
・外部の変化も踏まえて考えること

の2点です。

長くなってしまったので、次回以降、考えていきましょう。

(もしこの話しが自分には関係ないと思う人は、組織に置き換えて読んでいただいても良いかもしれません)

◆参考セミナー◆
⇒ 「良い」ものを考えるためのヒントがあるセミナーです
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「ビットコイン」

最近では「フィンテック」という言葉をネットだけではなく雑誌などでも目にする機会が増えてきました。

ご存じの方も多いかもしれませんが、「金融+テクノロジー」を組み合わせた新しい取り組みのことを指します。

その文脈で出てくる「ブロックチェーン」という技術は、もはや金融分野だけではなく、製造業でも使われている。

・サプライチェーンを変革する新技術「ブロックチェーン」とは? – GE Reports Japan

というわけで、買ったままになっていたこのKindle本に改めて目を通しています。

・『ビットコイン あたらしいネットビジネスの教科書』

以前に読んだ野口悠紀雄氏の本にも影響を受けて読み始めました。

・『「超」情報革命が日本経済再生の切り札になる』

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