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事業を構想するために必要な2つの要素【Stylish Ideaメールマガジン vol.110】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

事業を構想するために必要な2つの要素

イノベーションについて考える参考になる本に丹羽清氏の『イノベーション実践論』があります。

・『イノベーション実践論』

大学などでの技術経営論のテキストとして使われることを想定している内容ではありますが、実業にも参考になる点がたくさん載っています。

その中で、革新的な事業や製品のコンセプトを生み出すには、構想力が必要だと説いている箇所があります。

では、その構想力とは何かというと、次のように見事にシンプルに言い切っています。

構想力=「技術可能性の想像力」+「社会や人間への洞察力」

読みながらこれを読んで、「そうそうそう!」と思わず声を上げそうになりました(笑)。

なぜって、これはシナリオプランニングでやっていること、まさにそのものだからです。

まず前半の技術の可能性。

これは、いろいろな資料を調べれば、各技術が今後どう進化していくかはある程度わかります。

ただし、事業において大切なのは、その技術をどう活用すれば社会や人間に対して価値を提供できるのかという点です。

その「活用する」という点が「技術可能性」で、それを想像することが大切だと言っているんですね。

では、どう活用すれば価値を提供できるのか。

そのためには価値を届ける先の社会や人間について深く理解する、つまり洞察を得ることが必須です。

『大辞林』によると、「構想」とは、これからしようとする事柄について考えを組み立てること、また、組み立てた考えの内容、と定義されています。

技術そのものだけではなく、活用の可能性を想像し、社会や人間の洞察を深める。

シナリオプランニングをとおして、事業の構想を練っていくきっかけにしましょう。

◆参考セミナー◆
⇒ シナリオの結果を構想につなげる部分も考えます。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「失敗をゼロにする 企業のバイブル」

今日ちょうど一気に読み終えたのは先月に出たばかりのこちらの本。

・『失敗をゼロにする 起業のバイブル』

自分自身、プロジェクトを行う時も、成功させるというよりは、失敗させないということ意識しているので、「失敗をゼロにする」というコンセプトは納得です。

では失敗をゼロにするために何をするのかは、市場の見極め方と事業の組み立て方の2点で詳しく解説されています。

実は、このビジネスモデルの分類の話しは、過去に著者の中山さんの月間会員サービス入っていたこともあり、知ってはいましたが、
より洗練された内容になっている上、その前提となる市場の見極め方についての詳しい解説が新鮮でした。

すでに起業している人も、いまの事業の次の展開を考える参考としてお薦めです。

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