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シナリオプランニングからシステム思考へ【Stylish Ideaメールマガジン vol.133】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

シナリオプランニングからシステム思考へ

明日開催の読書対話会ではシステム思考を取り上げて基礎知識の学習と対話を行います。

(今回ご受講いただけない方は下記のコンテンツストアから後日お求めいただけます
・スタイリッシュ・アイデア コンテンツストア )

今回システム思考を取り上げる理由は、セミナーのテーマにもあるように「未来を考えるための構え」としてシステム思考は不可欠だからというのがひとつ。

そしてもうひとつの大きな理由としてはシステム思考はシナリオプランニングとの相性がとても良いものだからです。

シナリオプランニングでは、まず起こり得る複数の未来を描くことから始めます。

その後、それを元に自分たちにとって理想的な未来を実現するための取り組みをアクションプランとして考えていきます。

システム思考は、特にこのアクションプランを考えるタイミングで役に立ちます。

(その他にも外部環境要因を分析するときにも各要因の関係性を把握するためにシステム思考を使うことがあります)

シナリオプランニングをやった後に検討するアクションプランでは、通常、長期間にわたる取り組みを考えていくことになります。

その場合、表面的に起きている出来事だけに着目するのではなく、その出来事を生み出している背景にも目を向けなければいけません。

システム思考では、次に挙げるように出来事の背景に潜んでいるパターンや構造、そしてメンタルモデルにも目を向けます。

・出来事
・パターン
・構造
・メンタルモデル

シナリオプランニングのワークショップやプロジェクトにおいてアクションプランを考えるタイミングは、シナリオ完成後、未来から現在に視点を戻していくタイミングでもあります。

せっかく未来の可能性を見たにもかかわらず、現在に戻ってきて表面的な出来事レベルの課題に目を向けてしまったら元の木阿弥です。

複数の未来の可能性を見て広がった視野を活かし、現在の自分たちが繰り返しているパターンや構造、それを生み出しているメンタルモデルに目を向ける。

こうすることで、これまでの常識などにはとらわれない取り組みができる可能性が高まります。

シナリオプランニングの良さを活かすためにシステム思考との組み合わせも考えてみてください。

(なお、まずはシナリオプランナー養成講座プロコースで、そして夏までには公開セミナーでシステム思考を取り扱う予定にしています)

◆参考セミナー◆
⇒ シナリオプランニングと他の手法との組み合わせも考えます。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」

明日開催の対話読書会ですが、急遽、課題本をこちらの本に変えました。

・『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方』

元々は前回も紹介した下記の本を元にしての講座にする予定にしていました。

・『世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方』

とても良い本であることには変わりはないのですが、システム思考の入門としては、元々の本の翻訳にも携わっている枝廣さんの書き下ろしのこの本の方が良いのではないかと思い変更。

まったく初めての人でも抵抗感なく読めるシステム思考の入門本として、お薦めの一冊です。

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