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エンパワーメントのためのシナリオプランニング【Stylish Ideaメールマガジン vol.146】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

エンパワーメントのためのシナリオプランニング

最近、ケン・ブランチャードの『1分間エンパワーメント』の新版を読みました。

・『社員の力で最高のチームをつくる –〈新版〉1分間エンパワーメント』

本の帯には星野リゾートの星野さんの顔が出ているので、知らずに見ると星野さんの新刊だと思ってしまうかもしれません。

実際は星野さんが星野リゾートを経営していく中で参考にした本ということで、元々の本文に加え、星野さんの解説が書かれています。

この本のタイトルでもあるエンパワーメントとは、

「自律した社員が自らの力で仕事を進めていける環境をつくろうとする取り組み」

と解説されています。

そのような状態を実現するためには、次に挙げる3つの鍵が必要になると書かれています。

1. 正確な情報を全社員と共有する
2. 境界線を明確にして自律的な働き方を促す
3. 階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える

このうちの1つ目、情報を共有することでエンパワーメントが進むという項目は私の経験からも非常に納得できるものです。

情報持っていない、持っている情報が少ない場合、抽象的で、想像で物を言うような議論になってしまうことが少なくありません。

情報があれば、判断や意思決定も情報に基づいた具体的なものになり、それによって自律的に状況を判断し、行動を考えることにつながります。

これは以前のメールマガジンで紹介した、シナリオプランニングを実施することで起きる変化の4つのステップに似ています。

・シナリオプランニングの成果【Stylish Ideaメールマガジン vol.129】

エンパワーメントを実現するためのプロセスでは情報共有はゴールではなく、スタートです。

情報は共有されるだけで意味はなく、それを自分が置かれている状況と関連付けることで初めて意義あるものになっていきます。

シナリオプランニングで共有される情報の種類は必ずしもエンパワーメントで共有される情報と同じではありません。

しかし、情報を共有し、その情報を自分事にするという点で、エンパワーメント実現の取り組みとシナリオプランニングは非常に相性が良いものです。

◆参考セミナー◆
⇒ 組織の変革へのシナリオプランニングの応用方法も考えます。

公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか」

コラムで取り上げた『1分間エンパワーメント』を読んだ流れで、同じケン・ブランチャードのこの本も読みました。

・『ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか』

『1分間エンパワーメント』と同様、物語仕立てで書かれているので読みやすいです。

ちょっと飛躍しているようなところもあるかなと思ったりしますが、そんなところも楽しみつつ、ポイントを理解していくことができます。

実際に、ここで紹介されている内容を元にしてビジョン作りにも取り組んでいます。

読んで面白いというだけではなく、実践に活用できる貴重な一冊です。

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