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"緊急ではないけど重要"への向き合い方【Stylish Ideaメールマガジン vol.150】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

“緊急ではないけど重要”への向き合い方

仕事の優先度などを考える際の枠組みとして「時間管理のマトリクス」は良く知られています。

「時間管理のマトリクス」と言われて?の人でも重要度と緊急度を組み合わせたマトリクス、と言われると、わかる人も多いかもしれません。

・第三の習慣 重要事項を優先する(最優先事項を優先する)

このマトリクスの話しになると、必ず出るのが第2領域「緊急ではないけど、重要」の大切さです。

曰く、この領域に分類される仕事は、重要だけど緊急ではないので、日々の忙しさにかまけているとなかなか着手できずに先延ばしになる。
でも重要なものなので意識して実行しましょう。

しかし、そうは言っても、現実的にはなかなかそう簡単にはいかないのも事実です。

それが個人でもそうなら、組織としてこの領域に取り組めないのは尚のこと。

ただ、実際にコンサルティングの現場で観察すると個人にしても、組織にしても、この領域に取り組めない本当の原因は「心のどこかでは、実は重要だと思い切れていない」ことにあると感じることが多いのです。

組織で言えば、「緊急であり、重要」と言われる第1領域は、今年度の目標達成に関すること、つまり売上の確保や製品の管理、販促などが相当します。

そして「緊急ではないけど、重要」の第2領域は数年単位で取り組むイノベーションプロジェクトや人材育成、組織変革の取り組みなどが相当します。

こうやってタスクレベルで見てみると、たしかに第2領域のことには取り組まなくてはいけないとは思います。しかし、なかなか簡単ではない。

では、どうするかというと、今以上にこの領域の重要度を高めるような考え方をすれば良いのです。

具体的に弊社で取り組むやり方としては、シナリオプランニングで複数のシナリオを作った後、具体的なアクションプランを作る前に、各シナリオが実現した場合の状況を考えます。

複数のシナリオの中には、自組織にとって最高のシナリオもあれば、最悪のシナリオもあるかもしれません。

それぞれのシナリオが実現したと仮定すると、自組織にとって、どんな機会と脅威があるのかを考える時間を取るようにしています。

その上で、将来における機会を最大化し、脅威を事前に回避するために取り組めることが明らかになってきます。
(サラッとは書いていますが、これをやるには相応の時間が必要になります)

なんとなく世の中で言われているから、あるいは前々からやらないとねと言われているから、ではなく、自分たちで描いた未来を踏まえた上で機会と脅威を考え、重要な取り組みを考えてみる。

そこで出てきたものは、たしかに今年度の売上確保と比べてみると緊急ではないですが、それと同じか、それ以上に重要であることは確か。

そこで改めて

「自分たちにとって第2領域に相当する取り組みはなんだろうか?」

と考えてみてください。

本当に重要だと思えるものが入っているはずです。

◆参考セミナー◆
⇒ 自ら作ったシナリオで機会と脅威の分析にも挑戦してみます。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「習慣の力 The Power of Habit」

次回のオンライン読書対話会に向けてこの一冊。

・『習慣の力 The Power of Habit』

悪い習慣を捨てて、良い習慣を身につけることは仕事やプライベートを今以上に充実させるための永遠のテーマかもしれませんね。

そのためたくさんの類書が出ています。

今回の読書対話会では、この本をきっかけにしていろいろな観点から「習慣」を読み解いてみようと思っています。

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