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シナリオプランニングプロジェクトの「背骨」を考える【Stylish Ideaメールマガジン vol.200】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

シナリオプランニングプロジェクトの「背骨」を考える

シナリオプランニングを使ったプロジェクトに関心があるという問い合わせを受けて、お話しをうかがうと、

「シナリオプランニングを使えば、すべてが良くなるんだろうと思って…」

と期待されている方が時々いらっしゃいます。

しかし、シナリオプランニングは単なる手法です。シナリオプランニングをやるだけであらゆるものが良くなるということはありません

例えば、シナリオプランニングをやるだけで…

・新しい事業がどんどん創られるようになった!
・経営計画がどんどん実行されるようになった!
・組織のメンバーがどんどん生き生きしてきた!

というアヤシイ広告のような効果はまったく望むことはできません。

決してシナリオプランニングがすべての課題を解決してくれるわけではないのです。

だからこそ、シナリオプランニングを使って何を解決したいのか、良くしていきたいのか、その目的を考えることからプロジェクトの検討を始めていきます

「どうしてもシナリオプランニングをやりたい」と思っていただけるのはありがたいことです。

しかし、一度、その思いを落ち着かせつつ、無理に「目的を考えよう」と固くも考えず、「なぜ、シナリオプランニングをやりたいのか?」と投げかけてみてください。

「なぜ、やりたいのか?」から考えてみると、事業や組織といったありきたりの枠に収まらないさまざまな理由が出てくるはずです。

そうやって自由な発想を広げるところから始め、最終的な目的としてまとめていくことが大切です。

そのようなプロセスを経て動き出したシナリオプランニングプロジェクトでは、最初の時点で出した「なぜ、やりたいのか?」がプロジェクトの「背骨」となるのです。

プロジェクトをやっていると、大変なことや想定していないことがつきもの。

そういう時、借り物ではない、自分の思いに根ざした目的が、プロジェクトに取り組む意義を再認識するきっかけになるのです。

そして、そのような目的は周りの人を巻き込み、プロジェクトの勢いを加速させる燃料にもなります。

取り組みたいという思いだけで進むのでもなく、形式的な目的でお茶を濁して進むのでもなく、本来の目的を考えることに時間をかけて取り組む

そのように始まったシナリオプランニングのプロジェクトの先には、明るい未来が待っています。

◆参考セミナー◆
⇒ プロジェクトの目的を深掘りしていくことは応用編で学びます。基礎編+実践編とあわせてどうぞ。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

編集後記「トランスクリプト付きポッドキャスト」

移動中はなるべく音楽を聴いているか、英語の教材に付いていたCDを聴いているか、あるいはポッドキャストを聴いています。

リスニング力強化も兼ねて聴いているので、意味が取れないところは、トランスクリプトを確認したいと思っていたのですが、探してみるとトランスクリプトを無料で公開しているポッドキャストが結構ありますね。

そのうちのひとつで最近聴き始めたのがFreakonomicsというポッドキャスト。

・Freakonomics Radio Archive – Freakonomics Freakonomics

Freakonomics Radio Archive

これは日本でも『ヤバい経済学』というタイトルで出ている本の著者Stephen J. Dubnerのポッドキャスト。

・『ヤバい経済学』
https://amzn.to/2FsRgQ3

これだけのボリュームでトランスクリプトが付いているのはありがたいですね!

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