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シナリオプラニングのプロセス【Stylish Ideaニューズレター vol.019】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

シナリオプラニングのプロセス

◆改めてシナリオプラニングとは?
シナリオプラニングの新刊が相次いで出ています。

その中のひとつがWoody Wadeの著書 ” Scenario Planning:A Field Guide to the Future”の翻訳版です。

・『シナリオ・プランニング — 未来を描き、創造する』
https://www.stylishidea.co.jp/scenariofuture

本書の「あとがき」では、シナリオプラニングについて、

「現在のトレンドにもとづいて、未来のチャンスと脅威を描くことを助け、組織の成功確率を高める」

ための手法だと紹介されています。

また、ケーススタディの章でヴァン・デル・ハイデンがプロジェクト開始時に確認したということで

「これは未来を予知するための試みではない」

と紹介されているように、シナリオプラニングとは、未来を見据えて、現在の組織や戦略のあり方を見直すための手法だと言えるでしょう。

◆シナリオプラニングのプロセス
『シナリオ・プランニング — 未来を描き、創造する』 では極々基本的なシナリオプラニングのプロセスを紹介しています。

まずシナリオを完成させるまでは、

1. 課題を設定する
2. 情報を収集する
3. 未来を動かす「ドライビング・フォース」を特定する
4. 未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける
5. シナリオを考える
6. 骨組みに肉付けし、ストーリーを描く

という6つのステップを踏み、その後、

7. シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
8. シナリオの意味をくみ取り、取りうる対応を決める
9. 目印を探す
10. シナリオを観察し、更新する

というシナリオの価値づけのプロセスを紹介しています。

◆実は他にもあるシナリオプラニング プロセス
ちなみに先ほど「極々基本的な」とわざわざ書いたように、実際にはシナリオのつくり方はこれだけではありません。

シナリオプロジェクトの数だけつくり方がある、と言うのが正確なところでしょうか。

先ほども紹介したヴァン・デル・ハイデンの著書である『シナリオ・プランニング「戦略的思考と意思決定」』
( https://www.stylishidea.co.jp/vanderheijden )を読むと、シナリオのつくり方として、大きく

・帰納的メソッド
・演繹的メソッド
・逐次的メソッド

という3つのアプローチが紹介されています。

『シナリオ・プランニング — 未来を描き、創造する』 で紹介されている手法やその後に出てくるケースの内容はすべて「演繹的メソッド」を使ったものになります。

ちなみにわたしがオックスフォードのプログラムで実際に取り組んだのは「帰納的メソッド」で、まったく違うプロセスにとまどいました。

長くなりましたので、次回のメールマガジンでは実際のシナリオプラニング プロジェクトの体験談も踏まえて、このシナリオプラニング プロセスについて、もう少し突っ込んで考えてみたいと思います。
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編集後記

アップルがiPad Airと新しいiPad miniを発表したキーノートは、夜中にリアルタイムで見ていて、「いやぁ、もうアップルもキツイね」とか言っていましたが、いざ出るとやっぱりほしいですね(笑)

そして、このリンク先は、そんなiPad Airが出てくるのですが、写っているのはモーガン・フリーマン。

でも記事のタイトルになっているように、これ写真ではないみたいです。

・This Is Not a Photograph of Morgan Freeman [VIDEO]
http://mashable.com/2013/12/02/morgan-freeman-ipad-fingerpaint/

こういう才能、うらやましいなぁ。かけらもないですね、わたしには…。

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