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Comfort Zoneの先にあるもの【Stylish Ideaニューズレター vol.034】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

Comfort Zoneの先にあるもの

◆Comfort Zone「安全圏」というもの
自分にとって大きな挑戦や無理をしなくても良い範囲のことを英語で Comfort Zone といいます。日本語で言えば、そのまま「安全圏」となるでしょうか。

この言葉を初めて知ったのは、おそらく今から10年以上前のNHKラジオ講座「やさしいビジネス英語」(現在では「実践ビジネス英語」)のまえがきというか、今月のコラムの中です。

そこでは講師の杉田敏先生が「自分にとっての Comfort Zone を抜け出さなければ、大きな英語の上達は望めない」というような主旨のことを書いていました。

なんとなく惰性でこれまでやってた学習法を続けていた自分に対して、大きなインパクトを与えたコラムでした。

その後、英語の勉強に限らず、仕事を始めたり、転職をしたり、会社を始めたりする際に、「自分は今 Comfort Zone で甘んじていないだろうか」と自分に問いかけたりしていました。

ただし、「Comfort Zone を抜け出す」と言うのは簡単ですが、その先に何があるのかわかっていない世界に、おいそれと出ていくわけにはいきません。

誰だってわざわざ危険な世界に行こうとは思いません。それにこういう言い方をして、やる気になる人もいれば、逆にリスクをとることを恐れて、逆に挑戦をやめてしまう人もいるはずです。

◆Comfort Zoneの先には何があるか?
そんな時にお伝えしているのは、Comfort Zone の向こうにあるのは、決して、危険な世界ばかりではないということ。

心理学者のロバート・ヤーキーズらは「ヤーキーズ・ドットソンの法則(Yerkes-Dodson’s law)」において、パフォーマンスをあげるためには、適度な刺激や覚醒状態が必要だと説いています。

・ヤーキース・ドットソンの法則 – gooヘルスケア

この「ヤーキーズ・ドットソンの法則」をベースにして、下記の記事では、Comfort Zone の外に広がる世界を次のような2段階で示しています。

– Comfort Zone
– Performance (Learning) Zone
– Danger Zone!!! (No Learning)

・creative process | Classroom Choreography

その他、下記の記事では Comfort Zone の外側に出る前の段階として、“at the edge of your Comfort Zone”(安全圏の際)という表現をしています。

・2 Cures for your Bad Practice | @powerfulpoint | Make a Powerful Point

また Comfort Zone の先にあるものを Growth Zone と表現している例もあります。

・Step out of your comfort zone! | Engineers 2012

◆シナリオプランニングでComfort Zoneを抜け出す
先日開催した「組織変革のためのシナリオプランニング」に参加された方からの感想をWebにアップしました。

・【感想紹介】「組織変革のためのシナリオプランニング」(3月14日開催分 その1)

ここで書いているように、この方は何度かの試行錯誤の後、ご自身が最初に思いついたアイデアを一度は捨てて、まったく新しい視点からシナリオの軸を考え直したことで、それまで考えていたものよりもずっとしっくりくる軸を見つけられ、それ以降の作業をスムーズに進められていました。

シナリオプランニングにおいて、軸を決める作業というのは、全体のプロセスの中で、おそらく一番悩むもののひとつになります。

そこでは、時に Comfort Zone を抜け出すような、大きな思考の飛躍が必要になります。

ただし、そのようなことをいきなり社内の実践の場でやるにはリスクが大きいかもしれません。それは Comfort Zone を抜け、Danger Zone に入り込んでしまう経験かもしれません。

しかし、それがセミナーのような場であれば、話しは違ってきます。

わたしのセミナーでは、セミナーの場は「安全な場」であり「挑戦の場」であるとお伝えしています。その場で、皆さんがComfort Zoneを抜け出し、Danger Zone にはまり込まないようにするのが講師であるわたしの役割です。

一度 Comfort Zone を抜け、Performance Zone で挑戦をするという経験をすれば、次回以降、「 Comfort Zone を抜け出す」ということが、頭だけではなく、感覚として理解できるようになります。

本を読むだけではわからない、かといって、いきなり実践の場に出ていくのは勇気がいるという方は、ぜひこのような場を使い、Comfort Zone を抜け出す感覚を味わっていただければと思います。

公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

編集後記「弊社にとっての Comfort Zone」

来週で3月も終わってしまいますね。

弊社にとっては2014年度の第一四半期が終わってしまいます。タイミングとしても仕込みが多かった時期ではありますが、新しい取り組みについてのお問い合わせもいただいています。

まさに Comfort Zone を抜け出すようなものもあるのですが、ありがたくお話しをいただき、粛々とプロセスを進めている毎日です。

今のこの挑戦が、弊社にとってはもちろん、お客さまにとってLearning Zone の経験となるようなものになるよう、日々過ごしているところです。

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