コンサルティングサービス概要
株式会社スタイリッシュ・アイデアでは、お客さまの組織や事業を取り巻く不確実な要因を機会に変えるためのコンサルティングサービスを提供しています。
コンサルティングでは、シナリオプランニングを活用することは視野に入れつつも、「シナリオプランニング活用ありき」ではなく、お客さまが置かれている状況やプロジェクトの目的をヒアリングさせていただいた上で、次のような観点を含めてプロジェクトの設計を進めていきます。
- プロジェクトにおいて、そもそもシナリオプランニングを活用するかどうか
- 活用するのであれば、プロジェクトのどのタイミングで、どのように活用するのか
- シナリオプランニング以外の手法について、何を、どのタイミングで、どのように活用するのか
これまで弊社がシナリオプランニングを活用してご支援したプロジェクトの主なテーマには次のようなものがあります。
- 各種戦略・計画立案(全社戦略、事業戦略、研究開発戦略、技術戦略)
- パーパス / ビジョン検討
- チームビルディング
- キャリア検討
シナリオプランニングを活用した戦略策定・計画立案
戦略策定や計画立案におけるシナリオプランニングの活用は、不確実な時代において柔軟性の高い(レジリエントな)対応を考えるために欠かせないものです。これまでの自組織の常識や勝ちパターンだけに頼るのではなく、将来において起こり得る不確実な可能性に対する備えを検討するためにシナリオプランニングを活用することができます。
シナリオプランニングを活用して、戦略立案や計画検討などの具体的な施策へつなげていく際の肝となる「戦略オプションの検討」についての考え方は、以下の記事もご参照ください。
シナリオプランニングを活用した戦略策定・計画立案 実施例
- 素材関連企業での研究開発戦略立案プロジェクト
- 製薬会社での中期経営計画策定プロジェクト
- 自治体における総合計画策定支援(千葉県松戸市)
シナリオプランニングを活用したパーパス・ビジョン策定
不確実な時代においては、自組織の方向性を示す戦略や、戦略を実行していくための計画も必要です。ただし、戦略や計画を検討する元となる、自社の存在意義を表すパーパスの重要性も忘れてはいけません。
シナリオプランニングを使ったパーパスやビジョンの検討は、自分たちの過去や取り組みたいことを元に検討する場合と異なり、今後の変化の可能性も見込んだ上で、そのような変化においても対応できるパーパスやビジョンを検討することができるという点が特徴です。
パーパスの検討に関しては、以下の記事もご参照ください。
シナリオプランニングを活用したパーパス・ビジョン策定 実施例
- 医療機器関連企業でのビジョン策定プロジェクト
- 都市開発関連企業でのビジョン策定プロジェクト
- 製薬会社でのビジョン浸透のためのオフサイトミーティング
シナリオプランニングを活用した事業開発
事業を検討するためには、先ほども紹介した「シナリオプランニングにおける戦略オプション」の考え方も元にしながら、シナリオプランニングで検討した環境変化の可能性も盛り込んだ上で、ロジックモデルやリーンキャンバス、ビジネスモデルキャンバスなどの手法やツールも応用して、具体的な事業案を検討します。
シナリオプランニングと組み合わせることで、比較的長期の観点から、社会や顧客が抱える課題に対処するための事業開発に取り組みやすくなります。
事業開発については、以下の2つの記事もご参照ください。
シナリオプランニングを活用した事業開発 実施例
- 自動車部品メーカーでの新規事業開発プロジェクト
- 自動車サービス企業での新規事業開発プロジェクト
- 通信事業サービス企業での新規事業開発プロジェクト
組織開発・チームビルディング
シナリオプランニングは、戦略やパーパス、事業といった、目に見えるアウトプットを作成するために活用できるだけではなく、組織やチームをより良くするための働きかけのためにも活用できます。
株式会社スタイリッシュ・アイデアでは、シナリオプランニングをベースとして、組織開発などの理論を活かしながら『実践 シナリオ・プランニング』の中で定義した「未来創造組織(Future Generative Organization)」となるためのご支援を行います。
以下の記事ではチームビルディングを題材に、シナリオプランニングを活用した組織やチームへの働きかけについて解説しています。ご参照ください。
シナリオプランニングを活用したチームビルディング 実施例
- NPO企業でのチームビルディング
- コンサルティング会社でのチームビルディング
組織でのコンサルティングや研修の実施や、記事の執筆等、まずはお問い合わせください。
お問い合わせはこちら『実践 シナリオ・プランニング』
シナリオ・プランニングを活用し、自分たちの「シナリオ」を作成することで、過度に悲観的な予測に立って不安に飲み込まれることも、将来の可能性を過度に楽観視することもなく、「健全な危機感」をもって未来を捉え、将来に対する備えをしていくことができるようになります。
本書ではシナリオ・プランニングの理論的な理解はもちろんのこと、シナリオ・プランニングの「実践」をあらゆる組織で無理なく進めていくための方法論、さらには、シナリオ・プランニングの「実践」をもとに、人と組織の成長を促すヒントを解き明かします。