組織開発Organization

スタイリッシュ・アイデアにおける組織開発(OD)の位置づけ

スタイリッシュ・アイデアは組織開発(OD)を専業にしているコンサルティング会社ではありません。事業ドメインの部分でも書いているとおり、弊社は戦略の立案から実行までを、シナリオプランニングを中心としたさまざまな理論や手法を活用して、ご支援しています。

では、なぜ、組織開発が関係してくるのでしょうか?

日本における組織開発の発展に大きな役割を果たしている OD Network Japanでは、組織開発をこのように定義しています。

「組織内の当事者が自らの組織を効果的にしていく(よくしていく)ことや、そのための支援」

OD Network Japan

私たちの考える究極のゴール

では、なぜ、組織開発が関係してくるのでしょうか?

私たちはコンサルタントとして、シナリオプランニングの活用方法の指導も含めて、一定期間、お客さまと一緒にプロジェクトを進めていきます。しかし、明確な期限がなくお客さまとご一緒することは私たちの究極的なゴールではありません。
私たちコンサルタントがいなくても同じ、あるいはそれ以上の効果的な組織をお客さま自身が作り上げ、進化させ続けていく状態を作ることこそが、私たちが究極的なゴールとして位置づけているものです。

シナリオプランニングに取り組みながら、常にその底流に組織開発の考え方を意識する

そのように自走し、変化し続ける組織に変えていく、つまり組織開発の定義のとおり、お客さまが当事者意識を持ち、自らの組織を良くしていくことを実現するために、弊社では組織開発の考え方を応用しています。

そのため、スタイリッシュ・アイデアでは組織開発だけのプロジェクトに取り組むことはありませんが、シナリオプランニングやその他の手法に取り組む際、常にその底流に組織開発の考え方を意識しています。

例えばシナリオプランニングだけを使ったプロジェクトに取り組むとしても、未来の可能性を複数考えるだけではなく、その過程をとおして「組織を良くしていく」ことを意識し、プロジェクト全体の設計や個々のワークショップでのフィードバックなどを行っていきます。

組織開発の考え方を応用するのは「戦略実行」のため

もう一歩踏み込んで、スタイリッシュ・アイデアにおける組織開発の位置づけをご紹介します。
それはお客さま組織が「戦略実行組織」に変わっていくご支援をするためです。

戦略は実行してはじめて完成される

「やってみないとわからない」は必ず残る

もちろん、シナリオプランニングを使った戦略立案時点でも組織開発の考え方は重要です。
しかし、スタイリッシュ・アイデアが組織開発やその他の手法(プログラムマネジメント等)を応用する理由は、「戦略は実行してはじめて完成される」と考えている点にあります。

どんなに素晴らしい戦略を作っても、そこに「やってみないとわからない」という要素が必ず残っています。それは作った戦略の出来が悪いわけではなく、実行して、環境のフィードバックを得てはじめてわかることを再び戦略に反映していくサイクルを回していくことが大切なのです。

戦略を自分事とすることが欠かせない

戦略を策定する時点で、組織のさまざまなメンバーを巻き込み、策定する過程、そして策定後の過程で、戦略を自分事とすることが欠かせないと考えています。

『対話型組織開発~その理論的系譜と実践』(英治出版)において、訳者の中村和彦氏は、対話型組織開発のマインドセットでは過去の経験や技術を用いた問題解決には限界があるとして、次のように対話型組織開発の必要性を紹介しています。

「この世界は複雑で予測不可能であり、私たちは常に自分たちの前提や考え方について、対話をとおして探究し、見直し、他者と協働することで新しいアイデアや価値を創発することが重要だとしている。そして、そのためには職場や組織の中で、社員間のコミュニケーション、上司と部下の間のコミュニケーションのありようが変わることが必要だと示唆している。」(同書7ページ)

このような組織の状態をつくっていくために、スタイリッシュ・アイデアでは組織開発(OD)を重要な考え方として位置づけています。