メールマガジンバックナンバーnewsletter

メールマガジンバックナンバー

通したい企画の失敗しない持っていき方【Stylish Ideaメールマガジン vol.115】

※イノベーション組織を作るためのアイデアを届けるStylish Ideaメールマガジンに掲載したコラムのバックナンバーです。最新のコラムをお読みになりたい方は、こちらからご購読ください。

通したい企画の失敗しない持っていき方

前回は、直接的、間接的にプロジェクトに関係する人を特定し、その期待や要求を把握するステークホルダーマネジメントをご紹介しました。

・コミュニケーションが苦手な人のための巻き込み術【Stylish Ideaメールマガジン vol.114】
https://www.stylishidea.co.jp/2016/09/12/newsletter-0114/

ステークホルダーマネジメントについては知識として知っている方もたくさんいます。

しかし、実際のプロジェクトでそれをどう使っていくのかわからない人が多いのです。

日々現場で仕事をしている人にとっては、知識を持っていたとしても、それを武器として使えなければ単なる宝の持ち腐れです。

では、ステークホルダーマネジメントはどのように活用していくのか?

例えば、ステークホルダーマネジメントの考え方にしたがって、重要な利害関係者のことを特定できたとします。

その情報を使って考えたいのが、温めている企画をどうやって通していくのかということ。

冒頭でも紹介したこの本↓には「相談の順番」という項目が紹介されています。

・『プロジェクト・デザイン・パターン』

そこでは企画についてのアドバイスをもらうお薦めの順番が次のように紹介されています。(書籍の内容を元に表現を変えています)

(1) 企画の内容に「いいね!」と言ってくれる人

(2) 企画の内容をより良くするコメントをくれる人

(3) 企画の内容に現実的な鋭いコメントをくれる人

企画を実現する前のアイデアの段階で、実現に向けてブラッシュアップしていくために適した声がけの順番になっています。

最初に持っていく人に、企画に賛同してくれて、一緒に盛り上がってくれる人を選べば、こちらも自信になりますし、実現したい気持ちが高まります。

しかし、いきなり(3)のような人に持っていくと、前例を持ち出されたり、この段階では枝葉末節だと思われるようなコメントをされたりする可能性が。

そうなると、せっかく盛り上がっていた気持ちも下がってしまい、

「目の前のことだけやってりゃ、いっか…」

というやさぐれモードになりかねません(笑)。

そういう状況を見て、(3)のようなコメントをする人が悪いんだという意見もあるでしょう。たしかにそれは否定はできません。

しかし、それで終わっていては愚痴を言うだけで次からの行動を変える材料は得られません。

ではどこを変えれば良かったのか?

ここまで読んでいる人はおわかりだと思いますが、その人に話しをするのを後回しにすれば良かったということになります。

よく組織の中でも「持っていき方」という言葉が使われることはありませんか?

「あの人は持っていき方がうまいから」というとあたかも個人の特殊な能力のような気がします。

しかし、実際にはステークホルダーを分析して、適切な人に適切なタイミングで相談を持ちかける流れを考えるのが「持っていき方」の本質です。

一見、個人に特有の特殊なスキルのように見えるものも、こうして考えていくと、誰もが身につけることができる手法なのです。

◆参考セミナー◆
⇒ 「持っていき方」についても実体験を踏まえながらご紹介します。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「ディクテーションで覚えるビジネス英語必須パターン123」

前々回に続いて英語学習本です。

・『ディクテーションで覚えるビジネス英語必須パターン123』

「こんなのが一冊の本になるの?!」というビジネス書(自己啓発書)が増えてきているのと同じく、英語関連の本も劣化まっしぐら。

○○日で覚えられるとか、暗記不要とか、言語を覚えていくということがどういうことか完全に無視している本が増えています。

そういう中で常に良い本を出されているのがこの本の著者の日向清人氏。

英語の足腰をきちんと鍛えたいという人には著者のこの本が文句なしにお薦めです。

・『クイズでマスターするGSL基本英単語2000』

そうはいっても、今すぐに仕事で英語を…という人には、ビジネスに特化した今日紹介の本がお薦めです。

・『ディクテーションで覚えるビジネス英語必須パターン123』

ディクテーションソフトはもう少し使いやすく(iOS対応とかに)なるといいなと思いますが、本だけでも十分に学べる一冊です。

この本の解説だけでも十分に詳しいですが、この内容をきっかけに、英語の学び直しを時間をかけて進めたいという人にとっては、絶版になってしまっていますが、こちらの本を併用するのが良いかもしれません。

・『必修208パターンを理屈で覚える!「ビジネス英語力」強化プログラム』

メールマガジンバックナンバーの一覧へ戻る