オンラインで本を買うとき(未来創造日誌 230105)

本格的に正月休みが明けたと感じる。

例年どおり、今回の年末年始も完全にオフにするというよりは、日頃バタバタしていたらできないようなことをやりながら過ごしていたけれど、昨日から一気にいろんなものが動き出した。打合せも入ってきたし、ワークショップも入ってくる。

こうして日記を書いている間にも「そんな時間があるんだったら…」という連絡が来そうだなと思いつつ、そんなに時間をかけていないので、ご容赦ください…。(誰に言っているのか…)

新年早々、新しいテーマでのシナリオプランニングが動きそうで、まずは全体像を押さえるための本を何冊か見つくろっていた。

新しい分野に取りかかるときのパターンは、シンクタンク自体、そして自分の会社を立ち上げてさまざまなテーマでのシナリオプランニングに取り組む中で確立してきたという感じがある。ただ、それは決して自己流のものではなくて、学生時代に読んだ立花隆の『「知」のソフトウェア』に書かれている内容が元になっている。

残念ながら『「知」のソフトウェア』を別のところに置いてしまっていて手元にないので中身を確認できないが、元にしているというよりも、ほとんどそのままやっているのではないだろうか。もちろん、新しい分野に着手するとき、彼は手始めに神保町に繰り出していたのが、自分の場合はオンライン上の書店というような、時代背景の違いはある。

今日もそうやってオンライン上の書店に繰り出し、いろいろ見て回っていたときに改めて感じたのは、Amazonが前よりも使いにくいということ。

ひとつには、ある本を調べたときに出てくるレコメンドから偶然良い本に出会うという機会が少なくなったような気がする。どうも、新刊や売れ筋の本ばかりが出てくることが多い。しばらく前に出て、そこまで売れてはいないけれど、良い本に、レコメンドからはなかなか出会えない。Web 2.0と騒がれ始めた頃、ロングテールの事例として必ず紹介されていたAmazonとは今は違うのだろうか。

もうひとつは、レビューをどこまで信用して良いのか判断が難しくなった。少なくとも手放しでは信用できないと感じる。最近は、出版間もない本でも、かなりの数のレビューがついていて、しかもほとんどが★5つとかいうものも珍しくはない。しばらく前は「Amazonのガジェットのレビューは信用できない」というイメージがあったが、最近は本も鵜呑みにできない。

次善策として、最近はhontoや楽天ブックスなどもあわせて使うようにしている。Amazonで大絶賛の本を他のオンライン書店で調べてみると、そこまで好意的ではない、場合によっては批判的なレビューがついていることもある。

もちろん、意図的に高評価がついた本の内容が必ずしも悪いわけではない。それに買ったものの自分には合わなかった本からも、何かしら学べることはある。だから、Amazonの絶賛だけのレビューの本自体が必ずしも悪いわけではない。

ただ、情報と付き合う姿勢として「他のソースにもあたる」という基本の大切さを再認識する機会になった。

これを機に、みなさんもいろいろと見比べてみてください。