シナリオプランニング研修
スタイリッシュ・アイデアのシナリオプランニング研修の考え方
そもそも研修は何のためにやるのでしょうか?そして、その研修のメニューとして、なぜわざわざシナリオプランニングを選ぶのでしょうか?
もちろん、これらの質問の答えにはいろいろなものが想定されますし、お立場や抱えている課題意識によって、まったく違った見方ができるような問いです。
そういう個人差があるという前提で、弊社としてのこの問いの答えをお示ししますと、研修をやる目的は「外部人材に頼るのではなく、組織を変え、組織を動かしていくための人材を組織内に育てること」です。そして、なぜシナリオプランニングを選ぶのかという点については「不確実な時代において、現状にとらわれない視点を持って事業開発や組織運営を考えていけるような頭の使い方を身につけること」だと考えています。
弊社は研修会社ではなくコンサルティング会社ですので、本来であれば研修ではなく、コンサルティングという形でお客さまとかかわらせていただく方が、お互いにとってより良い形で仕事を終えることができると考えています。
なぜそのように考えているのかというと、コンサルティングでは、参加するメンバーの方の意識が変わり、行動が変わり、それが習慣になるまで伴走することができます。しかし、研修では、研修をやっているその時は気分が高揚し、やる気も出て、行動を変えようと意気込むものの、いざ現場に戻ってしまえば、これまでと同じ状態に容易に戻ってしまいます。
そのようなコンサルティングと研修の特徴を踏まえ、冒頭でご紹介した研修をやる目的、そしてシナリオプランニングを選ぶ理由を考えてみると、本来であればコンサルティングという形でご一緒させていただきたいと考えています。しかし、それぞれの企業においてさまざまな事情がありますので、そのような事情を鑑み、研修という形でもシナリオプランニングを実践するためのご支援をさせていただいています。
スタイリッシュ・アイデアのシナリオプランニングの特徴
上記のような目的を踏まえた上で研修を実施するからこそ、どのような組織にも当てはまる共通の研修プログラムで実施することはありません。シナリオプランニング部分だけのアジェンダを考えるだけでも、研修を実施する目的や想定されている受講者層をうかがった上で、最低でも次のような点をご相談させていただくことになります。
- 期間をどのくらいにするか?(1日間、2日間、インターバルを置いて数ヶ月間で数回に渡って開催等)
- 形式をどのようにするか?(通い形式、合宿形式、その組み合わせ)
- シナリオを作成するテーマをどうするか?
- シナリオプランニング実施後のアクションをどこにつなげるか?(ビジョン立案、事業開発計画(ビジネスモデル)作成、研究開発計画作成、キャリアプラン作成)
基本的にご相談させていただきながら設計を考えていくことになりますが、そうは言っても、具体的にどのような流れで実施をするのかという「ひな型」をお知りになりたい場合は、弊社の公開セミナーページにありますシナリオプランニングセミナーの内容をご覧いただくとイメージを持っていただけると思います。
このような点を踏まえながら研修全体の設計をした上で、実際の研修の時間は経験学習の「ストレッチ、リフレクション、エンジョイメント(挑戦し、振り返り、楽しむ)」という3要素を意識しながら、単にシナリオプランニングという手法を学ぶ以上の効果を目指した進め方を心がけます。
この3要素の中で特に重点を置いているのが「リフレクション(振り返り)」です。さまざまな手法や機会を使っての振り返りを研修中に盛り込むことで、組織を引っぱっていくリーダーに欠かせない内省力を鍛えることにもつながります。
このような学びの機会を最大限に活かすためにも、研修講師(ファシリテーター)としては弊社代表の新井の他、経験豊富なシナリオプランナーと共に複数でのファシリテーター体制で実施させていただくことをお薦めしています。特に参加人数が20名以上の場合は、研修効果を最大限に高めるためにも、複数ファシリテーターでの実施をお薦めしています。
シナリオプランニング研修実績例(一部)
- 国内通信企業
- 国内金融系企業
- 国内インフラ系企業
- 国内情報通信系企業
- 国内建設会社
- 外資系製薬会社
- 国内飲料メーカー
- 国内食品メーカー
- 国内住宅関連メーカー
- 国内電機メーカー
内容や実施についてのお問い合わせ
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