シナリオプランニングで”視座を高める”【Stylish Ideaメールマガジン vol.155】

10.23


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シナリオプランニングで”視座を高める”

シナリオプランニングを活用したプロジェクトや研修のご依頼などをいただく際、他の手法ではなくシナリオプランニングを活用する理由として、

「社員の視座を高めたいから」

というものを良く聞きます。

そのような理由でシナリオプランニングを選んでいただくのはとてもうれしいです。

ただ、その理由をそのままプロジェクトメンバーや研修受講生に伝えても、期待されていることが十分に伝わらない可能性があります。

そこで、最近はシナリオプランニングを使って「視座を高める」ということがどういうことなのか、マトリクス(”田”の字)を使って説明します。

このメールマガジンはテキストベースなので、お手元の紙にマトリクスを書いていただくか、頭の中に思い浮かべながらお読みください。

  • 横軸には「時間」を取り、左側の象限を「現在」、右側は「未来」とします。
  • 縦軸には「事業開発の視点」を取り、左側は「自社視点」、右側が「利用者視点」です。

縦軸の右側を「利用者」としているのは、直接お金をいただく「顧客」だけを考えるのではなく、ステークホルダーを広く捉えるべきだと考えているからです。

このマトリクスで考えていくと、普段の仕事は多くの場合、「現在」×「自社視点」の開発になっているのではないでしょうか。

この象限から一歩踏み出して、まずは時間軸を「現在」から「未来」に移してみる。

さらに、事業を開発していく視点を「自社」から「利用者」へ向けていく。

この右上の象限のことを強制的に見るために使えるのがシナリオプランニングです。

例えば、エンジニア職の方は、自社技術を今どうやって活かしていくのかという象限で考えていることが多いかもしれません。

しかし、その視点だけでの事業開発が通用しなくなってきた今、「未来の利用者」、つまり「未来の社会」がどうなっていくかを考え、そこで使われる技術を考えることが必要です。

マトリクスの右上の象限はわかったものの他の象限は何を考えるところでしょうか?

それについては、改めて取り上げたいと思います。

◆参考セミナー◆
⇒ “視座を高める”を実際に体験していただく機会です。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「90日変革モデル

今読んでいるのは『90日変革モデル』。

90日変革モデル 企業変革を加速させる3つのフェーズ

そうです、私が9年前に翻訳した本です。

最近はこの本の内容を元にしてシナリオプランニングのプロジェクトのご提案をすることが増えてきたので、改めて読んで、活かし方を練っているところです。

来年にはこの本の読書会もやるかもしれません!

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