関連づける力と考え続ける習慣【Stylish Ideaメールマガジン vol.143】

06.19


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関連づける力と考え続ける習慣

シナリオプランニングではテーマに関する外部環境動向を洗い出すステップがあります。

企業などでワークショップや研修をやると、最初はだいたい自社のビジネスや業界に関する動向だけしか出てこないことがあります。

たしかに競争環境を分析して、その結果を踏まえた検討をすることは、とても大切です。

しかし、そもそもの目的に立ち返ると、シナリオプランニングは

「自社ではコントロールできない/しにくい外部環境の動きを元に未来を考える」

ために行うものです。

その観点で考えてみると、自社や業界に関連する動向だけでは十分ではありません。

しかし、そういう中でも、一見すると関係なさそうなものの、とらえ方によっては自社に大きな影響を与える可能性がある動向を選ぶのが上手な人がいます。

そのような人が、なぜ、そういう動向に目を向けることができるかと考えていた時に浮かんできたのが「関連づける力」です。

直接的には関係がなさそうなものの間に自分なりに意味づけをして、そこに関連性を見出すことが「関連づける力」です。

ビジネスの大きな変化が、直接的な誰が見てもわかりやすいつながりから起きてくることは実はあまりありません。

シナリオプランニングのように普段なら考えないような未来の時間軸を設定し、一見すると無関係な要素の関連性をそこから見出すことから、イノベーションの種が生まれてくるのです。

ここまで読むと

「じゃあ、その関連づける力は、一体、どうやって身につければいいんだ?」

という疑問が浮かんでくるかもしれません。

その答えは、個人的な経験も踏まえると、「考え続ける習慣」を持つことです。

ニュートンのリンゴのたとえ話ではありませんが、日々考え続けていることで、目の前で起きたことや一見関係ないことに興味を持つことができる。

頭の中で考えるための問いを持ち、それに従って考え続ける習慣を持つことで、関連づける力につながる感度が高まっていくのです。

◆参考セミナー◆
⇒ 他の受講者の方とのやり取りをとおして「関連づける力」に気づけます。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「会話もメールも 英語は3語で伝わります」

今週、岡山に移動する際、品川駅の構内で前から気になっていたこの本を買いました。

・『会話もメールも 英語は3語で伝わります』

初めてこの本のタイトルを見たときには、簡単さを売りにした中身が薄い本かと思ってしまっていたのですが(著者の方、スミマセン)、大当たりの一冊でした。

日本では工業英検という資格がありますが、そこで目指しているテクニカルライティングの入門書とも言える一冊です。

ただ、書名に「会話もメールも」とあるようについつい難しく考えてしまって英語が出てこないという悩みを持っている人にも最適な一冊。

動詞に目を向けることで、シンプルで伝わりやすい英語の組み立て方を学べます。

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