未来についての判断を誤る原因【Stylish Ideaメールマガジン vol.107】

07.19


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未来についての判断を誤る原因

メールマガジンでも何度かご紹介していますが、シナリオプランニングでは、未来を考えるのにひとつではなく、複数の可能性を考えます。
(手軽にシナリオプランニングの全体像を知りたいという方は、こちらの無料メール講座をどうぞ)

なぜ、複数なのか?を考えるためには、なぜ、ひとつではダメなのか?を考えてみると良いかもしれません。

その理由として、公開セミナーなどでは、「予測は当たらないから」という理由で解説をしています。

今回はそれとは少し違った切り口から、なぜ、ひとつではダメなのかを考えてみます。

それは「他の可能性を否定してしまうから」です。どういうことでしょうか?

仮にひとつの可能性だけしか考えていないと、どうしてもそうなって欲しいという思いが自然と強くなっていきます。

言い換えれば「それ以外はあり得ない!」と思ってしまうほどになるのです。

もちろん、このような思いや姿勢は、目標を達成するためには、大切なものです。

しかし、思いが強いあまり、他の可能性になるということを否定するようになってしまいます

例えば、思い描いていたのとは別の可能性が実現するような兆候が出てきたとします。

その兆候は、経営上の数値の変化だったり、外部のマクロな統計数値や法制度の変化かもしれません。

そういう兆候が見えてきた場合、ひとつの可能性だけしか考えていないと、仮に気がついたとしても、

「これは都合が悪い兆候だ」

として、見なかったことにしてしまいます。

一方、シナリオプランニングを使って複数の可能性を見ていれば、

「これは、あのシナリオが現実になる可能性が高まっているということだ」

というように頭が働くようになるのです。

私たちが未来についての判断を誤る原因として、

・変化の兆候に気がつかなかった

ということが、よく言われます。

しかし、実際には

・変化の兆候に気がついていたけれど、それを受け容れなかった

という受け取る側の心理面にも原因がある場合が多いのです。

このような事態に陥るのを避けるためにも、複数の未来の可能性を見ていくシナリオプランニングに価値があるのです。

◆参考セミナー◆
⇒ 実際に作っていただき、複数の可能性を考える価値を体験してください。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「プロジェクトの失敗はだれのせい?」

このところ失敗プロジェクトについて考えるきっかけがあったので、手に取っているのが、こちらの本。

・『プロジェクトの失敗はだれのせい? ~紛争解決特別法務室“トッポ―”中林麻衣の事件簿』

東京地方裁判所で民事調停委員・IT専門委員を務めてきた著者の経験が詰まっているプロジェクト小説です。

Amazonのレビューを見ると、小説部分が一気に読めると評判なのですが、今回はまずは要点をつかみたいため、最後に載っている解説から読んでいます。

順番が逆ですが、落ち着いたら前半の小説部分をきちんと読みたいです。

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