相手の靴を履く【Stylish Ideaメールマガジン vol.099】

06.07


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相手の靴を履く

以前のメールマガジンでFit Associates社のMarcさんとHannahさんについて紹介した上で、「オープンな組織」について紹介しました。
・オープンな組織のつくりかた【Stylish Ideaメールマガジン vol.097】

その中で、自分自身がオープンになるとしてこんなことを書きました。

自分自身が変化を受け容れ、
自ら進んで変化しようとすること。

自分にとって好ましくない人との
接点も厭わず、むしろ積極的に
持つようにすること。

特にこの後半、「自分にとって好ましくない人との接点も厭わず」というところは、言うは易しですが、当然簡単ではありません。

そういう人と接点を持とうとした場合の困ったところに、価値観の違いがあります。

・自分が好きなものを嫌いだと言う
・自分が良いと思っているものを悪いと言う
・自分が賛成していることに反対だと言う

こういう場面に遭遇すると、なんとかその場はやり過ごした後、

「あいつは、まったくわかってないっ!」

と陰で愚痴ったりすることがせいぜいです。

では、こういう場合、どうすれば良いのでしょう。

先日お話しを聞いたHannahさんは、

「まずは受け容れること(accept)、そして興味を持つこと(be curious)」

だと言います。

例えば、先ほど書いた自分が賛成していることに反対だと言う人のことを考えてみましょう。

普段なら、「わかってない!」と反応をしてしまうところですが、まずは受け容れます。

「なるほど、自分は賛成だと思うけど、彼はそうではないんだ、反対なんだ」

という感じです。

その上で、興味を持つというのは

「なぜ、彼は反対をするんだろうか?」

と考えることです。

そこからどういう行動に移すにせよ、この問いが頭の中に浮かんだ時点で、一気に状況が変わります。

つまり、これまでは、賛成の私と反対のあなたという正面から対峙する関係でした。

しかし、一度、彼が反対する理由を考え始めると対峙するのではなく、その人と同じ方向を向いて考え始めるようになるのです。

英語の熟語で誰かの立場になって考えることをput oneself in someone’s shoesと言います。

直訳では間違いになりそうですが、“相手の靴を履いてみる“ことでいろいろ見えてくるのを良く表している表現です。

受け容れてから興味を持つ。

これも簡単なことではありませんし、想像がつくように時間がかかることでしょう。

しかし、だからと言って何もしないよりは、まずは対峙している相手に興味を持つことから始めるだけでも、何かが変わるかもしれません。

◆参考セミナー◆
⇒ お互いの立場を超えて、組織やチームを見直す手法です。
公開セミナー日程 | 株式会社スタイリッシュ・アイデア

読んでる本「社会変革のシナリオプランニング」

前々回と同じ本ですが、ちょうどいろいろと重なって、またこの本を読んでいます。
・『社会変革のシナリオプランニング』

なんだかいろいろ誤解してたなぁと思いながら読み返しているところです。

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