ビジネスの現状を”サンマ”で変える【Stylish Ideaメールマガジン vol.083】

02.05


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ビジネスの現状を”サンマ”で変える

お客さまとお話しをさせていただいていると、

「そうは言っても、うちのビジネスはそうそう簡単には変えられないんだ…」

というセリフを聞くことが少なくありません。

じゃあ、なぜ変えられないのかと詳しく話しを聞いてみると、最終的には次の3つの制約に落ち着く場合がほとんどです。

・時間
・空間
・仲間

この3つの項目を見て、大前研一氏の次の言葉を思い出した人もいるでしょうか。

人間が変わる方法は3つしかない。
ひとつ目は時間配分を変えること。
ふたつ目は住む場所を変えること。
3つ目は付き合う人を変えること。
どれかひとつだけ選ぶとしたら、
時間配分を変えることが最も効果的なのだ。

大前研一の名言|人間が変わるための3つの方法

これはいろいろな文脈で語られていて、「時間」「空間」「仲間」のすべてに「間」という字が入っていることから、これらを「サンマ」と呼ぶこともあります。

これらは個人の変化だけではなくて、企業にも通用する話しだと感じています。

具体的に見てみると、企業の「仲間」とは、ステークホルダーすべてを含みます。

そうすると自社の顧客はB2Bだけだと思い込んでしまっていたり、これまで関係のあるパートナー以外に目を向けられないという制約にはまっていることがあります。

次の「空間」は、商圏と言い換えても良いかもしれません。

インターネットで商圏の制約がなくなったと言っても、かえって安易なグローバル化という考え方にとらわれている企業もいます。

ただし、この「仲間」「空間」という2つの「マ」はそうそう簡単には外せない制約かもしれません。

その点、比較的取り組みやすいのが「時間」です。

企業における「時間」の制約の中で、もっとも深刻なのが、いわゆる単年度思考

つまり事業などの取り組みについて考える際、1年単位でしか考えられないことを指しています。

もちろん、それが短期集中型で結果を出す良いきっかけになっている場合もあります。

一方で、近視眼的な取り組みしか思いつかない原因になっているのもたしか。

試しに5年間、10年間というスパンで事業などの取り組みを考えてみて、それだけ先の「ありたい姿」を考えてみるのも良いかもしれません。

その上で、そういう「ありたい姿」を実現するために何をするのか?という逆算思考で今からの1年を考えてみるだけで、これまでとは違う視点から新しい取り組みを進めていけるかもしれません。

◆参考セミナー◆
⇒ 逆算思考をアクションプランを考える際に実践します。
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読んでる本「オープン・イノベーションの教科書」

前回ご紹介したプロジェクトマネジメントに続き、教科書というタイトルの一冊。
・『オープン・イノベーションの教科書』

日本でのオープン・イノベーションの取り組みを先導するナインシグマ・ジャパンの星野さんのわかりやすい本です。

オープン・イノベーションに関する具体的な内容も豊富ですが、何よりも、なぜ、今、日本でオープン・イノベーションなのかを星野さんの思いも交えて伝えている本で、読んでいる方もテンションが上がります。

こういう本がKindleですぐに読めるのは本当に便利ですね。

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